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論文

電子ビームを用いたガス浄化技術

小嶋 拓治

真空, 47(11), p.789 - 795, 2004/11

排煙や排ガスに電子ビームを照射すると、その主成分である空気中の窒素, 酸素, 水及び炭酸ガスなどから反応性に富んだ水酸化ラジカル, 活性酸素などの活性種が生成する。紫外線やプラズマ放電でも同様の反応を起こさせることが可能だが、放射線ではこれらの活性種を高密度に生成させることができるため、石炭/石油燃焼火力発電所排煙中の硫黄酸化物及び窒素酸化物, ごみ燃焼排煙中のダイオキシン類、及び換気ガス中の有害揮発性有機化合物(VOC)などと、それらが極微量であっても効率よく化学反応を起こさせて、それら環境汚染物質を分解または除去しやすい化学物質に変えることができる。ここでは、この原理に基づく電子ビームを用いた排煙・排ガスの浄化技術に関して日本原子力研究所における研究開発例を述べる。

論文

電子ビームを用いた排煙・排ガスの浄化技術

小嶋 拓治

触媒, 46(3), p.248 - 253, 2004/04

石炭/石油燃焼火力発電所排煙中の硫黄酸化物及び窒素酸化物の除去,ごみ燃焼排煙中のダイオキシン類の分解、及び換気ガス中の有害揮発性有機化合物の分解・除去など、環境汚染物質を含む排煙・排ガスの電子ビームを用いた浄化技術に関する研究開発について述べる。

論文

電子ビームを用いた排煙排水処理技術とその実例

小嶋 拓治

応用物理, 72(4), p.405 - 414, 2003/04

ダイオキシン類を始めとして、ガスや水中に極微量含まれる環境汚染物の高度処理技術が重要となっている。ここでは、このような低濃度の環境汚染物質の酸化・分解・無害化に特長がある電子ビーム法について、基礎的研究,処理技術の開発、及び実用化例を紹介する。火力発電所排煙中の硫黄酸化物及び窒素酸化物の除去,換気ガス中揮発性有機化合物及びごみ燃焼排煙中のダイオキシン類の分解,上水及び排水の浄化,汚泥処理などについて述べる。

論文

Dioxin decomposition/elimination technology using electron beams

小嶋 拓治; 廣田 耕一; 田口 光正; 箱田 照幸; 瀧上 眞知子

Proceedings of 25th JAIF-KAIF Seminar on Nuclear Industry, p.193 - 201, 2003/00

電子ビームによる排煙中ダイオキシンの分解除去技術を温度200$$^{circ}$$C排煙流速1,000 m$$^{3}$$N/hの実ごみ排煙を用いて開発した。照射前後のダイオキシン毒性等価濃度比として求めた分解率は、線量15kGy以上で90%以上であった。この処理条件では、日本におけるダイオキシン対策特別措置法の基準値を満たすことができる。ダイオキシンの分解機構を解明するとともに、分解生成物が外因性内分泌撹乱物質様活性の観点から無毒性になっていることを確認した。

論文

Dosimetry for a few hundred keV electron beams

小嶋 拓治; 箱田 照幸; 須永 博美; 瀧澤 春喜; 花屋 博秋

Proceedings of 9th International Conference on Radiation Curing (RadTech Asia '03) (CD-ROM), 4 Pages, 2003/00

300keV電子線について、受感部の厚さが8-$$mu$$mのガフクロミックフィルム線量計により線量率測定を、試作したアルミ製全吸収型カロリメータによりエネルギーフルエンス測定をそれぞれ行うとともに、深部線量分布の半経験的計算をEDMULTコードにより行った。そして、空気中の深さに対する線量率分布及びエネルギーフルエンスに関する3つの方法による予備知見結果を比較した。これらの結果に基づき、300keV電子線の線量測定に対する影響因子について議論した。

論文

Characterization and evaluation studies on some JAERI dosimetry systems

小嶋 拓治; 須永 博美; 橘 宏行; 滝沢 春喜; 田中 隆一

IAEA-TECDOC-156, p.91 - 98, 2000/06

アラニン線量計を主として、原研で開発し使用している数種類の線量測定システムについて、線量率、放射線照射中の温度、線量計読み取り時の温度や素子の方向等が、線量応答に与える影響を定量的に明らかにした。これらにより、$$^{60}$$Co$$gamma$$線、0.15~3MeV電子線及び制動放射X線のリファレンス/トランスファー線量計あるいはルーチン線量計としての特性を評価した。これとともに、線量相互比較を通じて、これらの線量測定システムにより与えられる線量値の信頼性をチェックした。本成果は、1995年より行われたIAEAの研究協力計画「放射線プロセスにおける品質保証のための大線量測定システムの特性研究と評価」の一環として得られたものである。

論文

The Present status of irradiation facilities at JAERI-Takasaki

西堂 雅博; 福田 光宏; 荒川 和夫; 田島 訓; 須永 博美; 四本 圭一; 田中 隆一

Proceedings of 3rd International Workshop on Radiation Effects on Semiconductor Devices for Space Application, p.183 - 188, 1998/00

高崎研は、$$gamma$$線、電子線、イオンビーム等の幅広い照射が系統的に実施できる各種の照射施設を備えた特徴ある研究所である。これらの照射施設は、各種の研究に利用されてきたが、とりわけ、宇宙用半導体デバイスの放射線耐性試験及び開発研究に、高崎研の各種照射施設が有効に利用されてきた。本論文では、高崎研の各種照射施設の現状と、さらに有効かつ効率的な各種照射施設利用のために予定されている将来計画、例えば、$$gamma$$線照射施設の改造計画、TIARA施設の高度化計画等、について述べる。

論文

アラニン線量計の放射線治療線量レベル(1$$sim$$100Gy)への応用

小嶋 拓治; 津田 政行*

Radioisotopes, 44(9), p.603 - 607, 1995/09

アラニン-ポリスチレン(PS)線量計は、素子の組成が生体組成に近く優れた特性をもっており、放射線治療における1$$sim$$100Gyの線量測定でもその有用性が期待される。本報告では、治療用18MVのX線及び6$$sim$$20MeVの電子線を用いて、未照射素子のゼロ線量値の評価とその補正、1kGyの応答に規格化することによる線量評価とその不確かさ等について調べた。この結果、ゼロ線量値が3.5Gy相当とやや高い欠点をもっているが、ゼロ線量値を補正した応答が吸収線量とほぼ正比例していることから、1kGyの応答を基準とすることにより、$$pm$$3%(68%信頼度)程度の精度で1$$sim$$100Gyの線量評価が可能であり、治療分野で要求される$$<$$$$pm$$2%を10Gy以上ではほぼ満たしていることが明らかとなった。また18MVのX線及び6$$sim$$20MeVのエネルギーの異なる電子線の線量応答に線種による違いが認められなかった結果について他の報告例と比較し考察を加えた。

論文

Thin film alanine-polyethylene dosimeter

小嶋 拓治; H.L.A.Ranjith*; 春山 保幸; 柏崎 茂*; 田中 隆一

Applied Radiation and Isotopes, 44(1-2), p.41 - 45, 1993/00

 被引用回数:12 パーセンタイル:74.46(Chemistry, Inorganic & Nuclear)

現在ガンマ線の線量測定法として最も信頼性あるアラニン/ESR線量測定法を電子線・重粒子線へも応用拡大を図るため、ポリエチレンをバインダーとした厚さ200$$mu$$mのフィルム状アラニン線量計素子の開発及びその読取りに用いるESR測定法の確立を行った。素子成形法の改良により均質な素子の再現性ある製造を可能とし、また、ESR測定における素子の方向依存性を素子セッティングの改良によって回避し高精度な読取り法を確立した。このフィルム状アラニン素子/ESR線量測定法により測定可能線量範囲は50Gy-100kGy、電子線等に有効な1kGy-100kGyの範囲が$$pm$$1%(10)の精度で測定可能となった。また数MeVの電子線深部線量測定に十分な空間分解能をもっており、$$^{60}$$Coガンマ線による線量評価値と$$pm$$3%で一致した。本方法は、電子線レファレンス線量計として有用であり、さらに重粒子線線量測定への応用が期待できる。

論文

Numerical analysis of ionization of gaseous methane induced by pulsed electron beams

新井 英彦; 堀田 寛; 畑田 元義

Journal of Chemical Physics, 79(10), p.4839 - 4844, 1983/00

 被引用回数:0 パーセンタイル:0.02(Chemistry, Physical)

抄録なし

論文

Graft polymerization of acrylic acid onto polyethylene film by preirradiation method, I; Effects of preirradiation dose,monomer concentration,reaction temperature,and film thickness

石垣 功; 須郷 高信; 妹尾 敬次*; 岡田 紀夫*; 岡本 次郎; 町 末男

J.Appl.Polym.Sci., 27, p.1033 - 1041, 1982/00

 被引用回数:120 パーセンタイル:97.55(Polymer Science)

低密度および高密度ポリエチレン(LDPE,HDPE)へのアクリル酸のグラフト重合について、電子線前照射線量、モノマー濃度、反応温度および膜厚の影響を検討した。2~50Mradの線量をLDPE,HDPEに照射し、次いで30~100wt%のアクリル酸(AAc)水溶液中に、25~40$$^{circ}$$Cで10分~5時間浸漬しグラフとさせた。HDPEは、LDPEにくらべてグラフト速度は小さいが最終到達グラフト率は高くなった。何れの場合も照射線量とともにグラフト速度及び最終到達グラフト率は高くなるが、高線量で飽和現象が認められた。モノマー濃度依存性では、60wt%でグラフト速度が最高値を示し、グラフト膜のモノマー溶液中での膨潤挙動と一致することが判った。温度及び膜厚依存性からも、本系グラフト反応が、AAcのPEマトリックス中への拡散速度に強く依存していることが明らかになった。

論文

放射線による高分子の合成

田畑 米穂*; 武久 正昭; 町 末男

原子力工業, 24(8), p.50 - 56, 1978/00

「新時代の応用放射線化学講座」の一部として、放射線グラフト法を利用した高分子材料の改質法について解説した。具体的応用例については、高崎研の開発研究例を中心にのべた。内容の見出しは下記の通り。1.はじめに、2.放射線グラフト法の種類と特徴、3.ポリ塩化ビニルに対するブタジエンのグラフト、4.ポリオレフィン膜へのアクリル酸のブラフト

論文

Radiation treatment of combustion gases

町 末男; 徳永 興公; 西村 浩一; 橋本 昭司; 川上 和市郎; 鷲野 正光; 川上 恵太*; 青木 伸二*; 安達 恭次郎*

Radiation Physics and Chemistry, 9(1-3), p.371 - 388, 1977/03

重油を燃焼した排ガスには窒素酸化物、亜硫酸ガスなどが含有され、大気汚染の原因になっている。このような排ガスに電子線を照射することによって、窒素酸化物と亜硫酸ガスが同時に除去されることを見出したので、本報告では、このプロセスに関する基礎的な研究からパイロットプラントによる研究の結果を総括して論じた。

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